だからどうした。

うだうだカジュアルモード。

梅田はがくれ本店でランチしてきた。

ここんところ、大阪駅周辺は再開発のビッグウェーブ。そんなウェーブに巻き込まれ、昔ながらの気軽に入れるうどん屋さんがどんどんと姿を消しています。おばちゃん悲しい。

 

お昼時期に梅田にいたので、阪神からヒルトンへ出る地下街のうどん屋でおうどんでも食べましょかーと思って向かうと、改装だか補強工事だかでなくなっていました。

どこへ行けばいいの・・・おくちはもううどんだよぉ・・・おうどん難民だょ。。。

と思いながらディアモールをさまよっていると、いつのまにか大阪駅前第二ビルに迷い込んでいました。

「そうだ!俺たちサラリーマンの強い味方!大阪駅前第二ビルと第三ビルがあるじゃまいか!!!」

さらにさまようこと10分、梅田はがくれを発見しました。

 

 

ご年配のご夫婦が先に並んでいらっしゃったので、その後ろに並びます。待っている間にメニューに目を通し、ぶっかけうどんを注文。このお店の名物は生醤油うどんなのですが、最近栄養が足りていない気がするので、具材豊富なぶっかけにしておきました。

まもなく1人分の席が空いたということで、ご夫婦に「お先に失礼します」と店内へ。カウンターのみの相変わらず狭い店内。「すいません、すいません」と声をかけながら奥の席に着きます。

 

隣の席は若い娘さんとお母様の二人連れで、雰囲気的に関西の人じゃないっぽい。

生醤油うどんを頼んだ娘さんに大将がしきりに食べ方のレクチャーをしていました。

そう、名物の生醤油うどんに並ぶ名物は、大将の食べ方レクチャー。

「(うどんを)二本持ち上げて頭の高さまで上げて食べて。混ぜたらあかんで、絶対混ぜたらあかん。」と「混ぜるな」を二度言ってました。大事なことなのでしょう。しかし、娘さんはめっちゃ混ぜてました。

 

やがて私のぶっかけうどんが着丼。

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美しいですね。麺がつやつやしていて美しいですね。そしてこの盛り付けの繊細さ。とても大阪の店とは思えません。

店員のお兄ちゃんが、くれぐれも真ん中だけを混ぜて食べなさいというので、わさびと卵の部分だけを混ぜていただきます。

見た目通り、麺はツルツル。そして大阪のうどんには珍しく、かなり腰が強い。しいたけは甘辛い味がしっかりついており、しいたけが苦手な私も(゚Д゚)ウマー しいたけ&かいわれ大根&麺をもぐもぐして(゚Д゚)ウマー

ついつい一心不乱に食べてしまいました。

 

男性はこれだけだと少ないかもしれません。かやくご飯がセットになった定食や、おいなりさん、ちくわと半熟卵の天ぷらなどがあるので、そちらも併せて頼むとよいかと思います。

 

食べている間に隣の人の元に生醤油うどんが着丼しました。大将が「この店は初めてか」と聞くと「来たことがある」と答えているのに「ええから教えたるわ」「混ぜたらあかん。絶対に混ぜたらあかん。」と、またもかたく念押ししていました。でも混ぜてました。

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