殺せ発言でTVレギュラーを全ておろされた長谷川豊氏への謝罪要求署名キャンペーンですが、2万5000以上の署名を集めました。
その後、長谷川豊氏は、キャンペーン主催の野上春香氏(仮名)と対談し、謝罪したはいいが、
一方的にしゃべりまくったため、更にイメージが悪くなってしまったというコンボをキメてしまい、
これが因果応報か・・・と思っていたら、キャンペーン自体が炎上していました。
炎上といっても、賛同した人の中でも、気が付いている人はわずかかもしれません。あるいはどうでもいいと思っているか。
炎上の火種は、小泉進次郎議員が提唱した「健康ゴールド免許」について、野上春香氏(仮名)が質問を送ったと、キャンペーン上で報告したことに始まります。
キャンペーンの主旨は長谷川豊氏への謝罪要求だったはずなのに、なぜ小泉進次郎が出てくるのだと、賛同者は説明を求めます。
野上春香氏(仮名)は、以下のような投稿をします。
主催者による一方的なコメント削除、署名取消についての言及、おまけにコメントへのレスではなく名指しでの投稿は、燃料投下にしか過ぎません。
署名取消を宣言する人たちまで現れている始末。っていうか、私も取消しました。
さきほど見てみると、最新投稿にまた個人名が入っていますね。晒しが目的なのかと思われても仕方ない。
私が署名を取り消した理由は、「本来の主旨からすり替えが行われようとしているから」に過ぎません。
私が賛同したキャンペーンは、「糖尿病患者や透析処置を必要とする人を自堕落と決めつけて殺せと煽っておきながら中傷はしていないと開き直る長谷川豊アナウンサーの人権侵害行為に抗議し、ブログでの全面謝罪を要求します」であり、小泉進次郎が提唱した制度は無関係です。
野上春香氏(仮名)は二つの発言の根底にあるものは、命の選別であり、地続きの問題であるので、問題ないとしています。
野上春香氏(仮名)の「地続き」という言葉を借りるのであれば、私も両者が提唱している仕組みは同質であり、「地続き」であると思っています。
しかしながら、change.orgが「キャンペーン」として一つのまとまりを形成しているのであれば、長谷川豊氏と小泉進次郎議員、両者の提唱または発言は、別のものとして扱われるべきです。
両者の問題をひとつのものとして扱いたいのであれば、主催者が賛同者に説明をし、理解を求め、キャンペーン名を「医療サービスの格差による命の選別に反対する」などに変更するべきであると私は考えます。
そもそも署名が集まっている現状においては、主旨を変更すること自体が非常識です。
ここまでは私の意見ですが、ディスカッションを読む限り、不信感を持った賛同者も同様の意見ではないかなと思っています。
今後、この件に関わるつもりはありませんが、change.orgの使われ方によっては、悪意を持って署名が使われる危険性があると学びました。
ここから炎上し続けるのか、何となく鎮火していくのかは分かりませんが、集まった賛同者を無下にする行為は、自分自身へ返ってくる。これもまた因果応報であり、長谷川豊氏と何ら変わらないなと感じている次第です。