概要はHUFFPOSTさんの記事で。
まだ24時間程度しか使っていませんが、今のところの所感を。
情報が拡散しにくい?
FederatedTLさえ見ていれば情報を追うことはできるので、Boost機能の存在感は今のところ弱く感じています。
逆に言うと常に拡散されている状態にあると言えるのかもしれません。
フォローすることの意味
「FederatedTLさえ見ていれば情報を追うことはできる」と書きましたが、私がホームにしているmstdon.jpは人が多く、LocalTLですらものすごい速さで流れています。
mstdon.jpインスタンスは、学生さんが自宅鯖で運営されています。今後、様子を見て、必要があればAWSなどに移行するとおっしゃっていますが、そうなると受け入れられる人数が増え、流速は2倍、3倍となっていくでしょう。
おそらくFederatedTLやLocalTLで誰が何を言っているかを追えないようになると思います。
そこで必要なのがフォローしている人(必要とする情報)のトゥート!を眺める場を作ることです。
今はフォローは必要なくても、今後、マストドン人口が増えると使わざるを得ない状況になる気がしています。
ユーザが不要と感じる機能は実装されない
Mastodonは、GithubでOSSとして開発されています。
現在、182人のコントリビューターがいて、2100回超のコミットがあります。
これによりソフトウェアがどうなっていくかというと、
ユーザが必要であると思う機能は実装される
ユーザが不要であると思う機能は実装されない
こういうことが考えられます。当たり前なんですが。
ただ個人的にはこれが一番大きなポイントだと思っていて、従来のTwitterやFacebookだと企業の都合で実装されるユーザにとって不要な(不都合な)機能がありますが、Mastodonについては大半のユーザにとって不要な(不都合な)機能は実装されないことになります。
まとまりのないまとめ
インスタンス制もいいなと感じています。個々が自由にインスタンスを作って、自由にインスタンス同士がつながる。Githubで開発が進んでいるのと同じようなリベラルな思想を感じます。
鯖は個人運用鯖だったりするので、インスタンスがある日突然に消滅する可能性はありますが、別インスタンスに引っ越すために、フォロー/フォロワーをインポート/エクスポートする仕組みもあります。
今はイノベータとアーリーアダプタがインターネッツ老人会を構成しており、初期のTwitterで味わったような、一日中TLに貼りついていたい衝動に駆られます。
Twitterが3年かけて通った道を、Mastodonはたったの半日で駆け抜けました。(ユーザのSNS習熟度が上がっているのかもしれませんが)
今後、どう展開・発展していくのかがとても楽しみです。