だからどうした。

うだうだカジュアルモード。

中国でお腹急降下

こんばんは。

私は今、中国雲南省昆明にいます。遊びに来ました。

今日は早々にホテルに戻ってきました。

 

なぜかって?

 

そう、タイトルの通りです。

 

 

 

昨日から調子が悪かったのですが、今朝からひどくなり、朝から4回ほどトイレに通いました。昼頃に落ち着いたので、雲南省博物館へ向かいました。

博物館の近くに官渡古鎮というものがあるのでそちらに立ち寄り、お客さんでにぎわっている食堂でチャーハンを頼んだわけです。

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極めてプレーンなチャーハンです。卵が入っていますが、ちゃんと火が通っています。

フードコート方式で、出来上がるまで待っている間、調理の様子を見ることができました。日本ほどではありませんが、比較的衛生状態は良いかなという印象でした。

しかしながらリスク管理のため、腹三分目でとどめておきました。

 

 

そんなマネジメントも空しく、食べて20分後、博物館に向かっている間、突如としてお腹が急降下です。

博物館で厠を借りよう!そうしよう!!と急ぎますが、なんと休館。オーマイガッ

急いで官渡古鎮に戻ります。

 

こういうこともあろうかと日本からストッパを持ってきていたので、その場しのぎでいいやと飲みました。

しかし効かない、まったく効く気配がない。恐ろしい。

 

歩いていると吐き気までしてきましたが、ここで立ち止まってしまうと人間としての尊厳が失われ、国を汚した人物として日本への入力を拒否される事態になりかねない。

刺激をしないよう、速やかに厠へ向かい、まずは人間としての尊厳の死守と帰国の権利を確保することに成功しました。

 

こんなこともあろうかと、成都の薬局で下痢止めを購入しておきました。

購入のきっかけとなったのは、このブログです。

中国の下痢はこれで治す!黄連素を使った感想 | 中国生活style

妙に説得力のある文章だったので、先人の教えは守るべきだと思った私は、さっそく薬局へ行きました。

 

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「薬房」がたぶん「薬局」の意味なんだと思います。(調べてない)

先述のHPの写真を見せて「これをくれ」と言うと、「これはない」と言われたので、「じゃぁいいです」と帰ろうとすると、「これが同じだからこれにしろ」と言われたので、これを買ってきました。8元だったと思います。

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化粧箱が立派で、開けてみるとさらにアルミか何か分かりませんが、パッケージされていたので、「もう大丈夫だ」という気分になりました。

薬剤師さんだか単に店員さんだかあの人の立場は何だったのか分かりませんが、その人に「いつ飲むんだ」と聞くと「4つ」という答えが返ってきました。

明らかにかみ合っていませんが、めんどくさいので店を出ました。

 

長くなりましたが、そういった経緯で手に入れたこの薬、これもホテルを出る直前に飲んでおいたのです、保険的な意味合いで。

これも効かなかった。

それぐらい猛烈な腹痛だったわけですが、何が原因なのかと振り返ってみると、おそらくですが、成都の屋台で食べた担々麺が原因かなと。

 

先日、成都のスタバのエントリを上げましたが、あれよりもっと奥へ行くと、通りの切れ目に屋台が出ています。

夜にそこで日本で言うところの汁なし担々麺を頼みました。

麺を茹でている鍋をのぞくと、おそらく一日そのまま使い続けているであろう色の湯。

食材は切った状態で籠やボウルに入れてあります。たぶんこれも一日中そのままなのでしょう。

食器は使い捨てタイプなので、これらは問題なし。

調子が悪くなり始めたのは、次の日の朝です。

 

整理すると、

 一日目 成都 朝抜き、昼日本から持っていった柿の種、夜担々麺

 二日目 成都 腹痛からの朝スタバ、昼陳麻婆豆腐、夜伊勢丹ココイチ

 三日目 成都 腹痛(昼に昆明へ移動)

 四日目 昆明 猛烈な腹痛

 

きっかけは担々麺ですな。

 

無理して倒れたりしたら最悪なので、昆明観光は切り上げてホテルに戻ってきました。

戻る途中で超市で中国メーカのスポーツドリンクらしきものと、ミネラルウォーター1リットルも買ってきました。

本当は経口補水液かポカリ(中国でも売っているらしい)がいいんですが、選り好みをしている場合ではありません。

コップにスポーツドリンクを半分、水を半分入れてスポーツドリンク分は飲みました。つまり1リットル飲んだことになるのです。

おそろしいことに、飲み始めてから4時間経ちますが、尿意を全く感じません。飲んだ分、全て体に吸収しているのでしょう。

今夜は何も食べず、胃腸を休めることにしました。ハラヘッタ

急性の下痢は3日から4日程度で落ち着くらしいので、明日は笑顔で朝を迎えらえることでしょう。

 

海外で病気になるととても不安になります。連れがいればまだしも、今回のような一人旅だとかなり心細いです。なんで中国になんて来てしまったんだと、過去の自分を責めるような気分にもなります。メンタル的にもよろしくありません。

また海外だと費用や言葉の問題などがあり、病院へはなかなか行けません。

予防が肝要です。

  • (基本中の基本ですが)生水や調理していない食べ物は食べない。
  • 屋台のものはなるべく避ける。(水の取り換えをしないのが致命的 油も使い古し また官渡古鎮の厠では手を洗わず去って行く人たちがほとんどでした たぶん衛生への意識が低い)

とはいえ、どうしてもおなかの調子が悪くなってしまうこともあります。そうなったら

  • 無理をしないでホテルへ戻って休む。
  • 常温の水分をしっかり摂る。(コーヒーや紅茶、お茶などカフェインは胃腸を荒らしてしまい逆効果なので控える)
  • 半日から一日絶食をして胃腸を休める。

そして、

  • 血便が出たら我慢せず病院へ行きたまえ。

ここまで来たら我慢してはいけません。死にます。いや、死なないかもしれませんが、人間、穴から血が出るとまずいという話を聞くので、病院へ行ってください。

言葉なんてGoogle翻訳で何とかなります。お金より命の方が大切です。

 

ちなみにひどい下痢の場合はお尻が痛くなることがありますよね。

原因は拭きすぎや、出るものがなくなったので腸液が出てきたからといったことがありますが、そういう時はワセリンを塗ってしのぎましょう。

後日また書きますが、ワセリンの汎用性は異常です。

旅行へ行く際は、白色ワセリンを一つ持っていっておきましょう。