您好我在中国的成都了。
おっといけない。幼少の頃に外交官の父に連れられて上海に行っていた時の癖が。えへへ。
そんなセレブリティなエピソードがあるはずもなく、私は今、中国の成都にいます。遊びに来ました。
昨夜、ビールを求めて街中をフラフラしていると、すごいスタバがありました。
格調高すぎてちょっと入りづらい。
富山のスタバもたいていすごいなと思いましたが、この建物もすごいですねー。
スタバは各国に展開していますが、中でも中国のスタバは高いと非難されているようです。
これを見ると高くなってしまうのは分かる気がします。高くするためにこうしたのかもしれませんが。
というわけで、翌朝、早速ドヤリングしに行くことにしました。
これさえあれば何もいらないSurface、ミラーレス一眼に広角レンズ、SDカードリーダ、念のために電源、あ、あとモバイルブースターも念のため。
と、やたら荷物が多くなってしまいました。重い。
ドヤリングには苦労がつきものなのですね。
ドヤラーの皆様を見くびっておりました。申し訳ございません。
ちなみに原則的に意識他界系なので、MBAなんてそんな高いもの持ち合わせておりません。
突入。
朝9:30、現地着。
煙草を吸うふりをして中の様子をうかがってみると行列らしき雰囲気。
「中国人なら朝は粥アルヨ」
かと思っていましたが、
「モダンな中国人なら西洋式に珈琲アルヨ」
なのかもしれません。知らんけど。
いざ。
中にはさらに門が。
実際に中に入ってみると3人しか並んでいませんでした。
行列だと思っていたのは、商品の出待ちでした。
ついでに朝ご飯をと思い、ショーケースをのぞき込むと、なかなかいいですね、なかなか。
何だかおいしそうです。
お値段もなかなかですね!!!パンが18元ですか!!!
昨夜屋台で食べた担々麺(15元)より高いですよ!!!!
日本で担々麺が800円として1000円とかそういう感じですか!!
いや、日本の屋台で担々麺とかないんでしょうけど!!!!!!!!!!
少し激昂してしまいました。
注文。
「キャフェラテェ」
「???」
「カカ…カ」
「OK Cafe Latte」
「イエースイエース」
「Size?」
「グランデグラ」
「(サンプルを指さして)Tall?」
「ノノ グラーンデ(グランデを指さす)」
「HOT?ICE?」
「ホア?ア、ホット」(どっちだよ)
「Anything else?」
「シナモンロール」
「??」
「これこれ(ショーケースを指さす)」
「toast?」
「いえいいです。あ、ノー」
無事注文完了。店員さんナイスアシスト。
ちなみにカフェラテのグランデは30元、シナモンロールは12元です。
昨夜、屋台とはいえ食した担々麺が15元だったので、比較するといかに高いかを感じていただけるかと思います。
向こうで待てと言われたので、向こうで待つ。
私の前には3人。
この3人を捌くのに5分以上かかってました。
なんでそんな時間がかかるのか分かりませんが、中国でこういったことは些細なことに過ぎません。気にしていてはいけません。
受取。
私の番になって店員さんが何かできたと言っているが、何ができたのか分からない。
レシートを見せると、おまえじゃないと言われました。申し訳ございません。
中国でこういったことは日常茶飯事です。気にしてはいけません。
次に何かができたが、やはり何ができたのか分からない。
私のものなら言ってくれるだろうと思ってスルーしていたら、
後ろに並んでいたお兄さんが私のレシートを見て、
「Yours」
と教えてくださいました。お兄さんありがとう。
どころでシナモンロールは。
店員のお兄ちゃんをつかまえて、レシートを見せ、調理棚の上に置いてあるシナモンロールを指さし、
「あれ、私のシナモンロールやからください」
と、極めて明瞭な関西弁で催促し、無事商品を受け取ることができました。
ドヤリング。
1階にも席はありますが、ここは2階でしょ。
残念ながらソファ席は埋まっていましたが、とりあえずドヤリングセッティングは完了。
ザ・ドヤ。
と思いきや、Wi-Fi認証はSMSの模様。
ふざけんなよ。データ通信SIMしかもってねえよ。
しかもなんでアドレスがIPむき出し表示なんだよ。一応隠せよ。
しかたがないのでスマホをテザリングして、このブログを書いています。
物珍しいのか中国人が見にきます。
「おお、Surfaceか。意識低いな。」
そう言われているような気がしてなんだか恥ずかしくなってきます。
うそです、冗談です。Surface愛しています。
ちなみにカフェラテやシナモンロールの味についての言及は、好みはひとぞれぞれということで、ここでは控えておきます。
ちなみに店内は親父が煙草をドヤっています。
日本の意識高い系の人が見たら憤死するのではないでしょうか。
ちなみに店内に洗剤のセールスをしてまわっている少年がいます。
「あなたのスニーカーも今すぐにきれいにしてやる」みたいなことを言われました。
何なの、この国。