だからどうした。

うだうだカジュアルモード。

「ロードバイクにスタンドをつけない理由」が炎上している理由

私はTREKの女性向けクロスにスタンドを付けて走ってます。型番は忘れました。水色です。チェーンが外れて困っていた時は通りすがりのおじさんがはめてくれました。タイヤを外したことありません。

その程度の自転車乗りです。要するに素人です。ママチャリがお似合いである自覚はあります。

 

あるブログが炎上しています。炎上しているというか、自らガソリンをぶちまけたというか。

d.hatena.ne.jp

日本においてロード事情に精通している人はあまりいないと思います。

したがって、このエントリはそういった人に向けて説明するエントリなのかなと思い開きました。

ただ気になったのはタイトルです。「つけない理由」。

 

「つけない」と「つけられない」では事情が全く違うので、「おまえの事情なんぞ知らんがな」という感想を持ちました。

 

本文を読むと、ふむふむと思う理由が述べられているわけですが、突如として問題の箇所が出てきます。

スタンドがつくだろとか言ってる人、時速30〜50km以上の高速で走る乗り物に規格外のパーツをつけて、破損や事故が起きた時に責任取ってくれるの?

はい、ここ。何でこういうことを言っちゃうんでしょうか。

「そんな高速で走って危ないようなもん乗るなよ」とカチンとくるわけです。

あとはもう何を読んでも喧嘩を売られているようにしか感じられません。

 

バイクラックがあったら便利だな」にとどめておけばいいのに、このような観光客誘致の取り組みを例に上げちゃう。

 自転車による地域振興というのは、三浦半島や瀬戸内海のしまなみ海道、琵琶湖など各地であって、その一環としてバイクラックを置いてあるお店やコンビニの増加がある。相模原市も市の公式サイトで緑区内でバイクラックがある場所の地図があったりする。

こんな例示をされても「ただでさえ道が狭いのに、なんでおまえらのために街中にそんなもん作らないといけないんだよ」となります。(想定している道は23区内の幹線道路の歩道)

 

そして「俺たちは悪くない!ロード乗りが嫌いな人が多いだけなんだ!!」がきて、

ともあれ、ブクマコメントを見ていると、とにかく自転車、ロードバイクが嫌いという人が多いんだなーと思った。

 

とどめは「そう思っているのは俺だけじゃないもんねー!!!」というアピール。

自分に不要なものは存在してはいけないと考える人間って死んだらいいんじゃないの? - 今日も得る物なしZ[↑B]

きょうもえさんが自転車嫌いな人をピックアップ。

リンク先のエントリも読みましたが、いい大人が一つ一つコメントを拾ってこんなの編集してるのかぁと思うと、私は関係ないのに、何か、すっげぇ恥ずかしくなりました。

 

もはや炎上しない理由がない。

 

「理由」を述べて何をどうされようとしたのかは知りませんが、少なくとも無知な我々に説明・説得をするのではなく、カッとなって言いたいことを書き連ねた結果、ますますロード乗りが嫌われただけのような気がします。

 

 

最後に、一応ですが、ロード乗りさんたちのフォローを。

ロード乗りに対する世間のイメージってあまりよくないんじゃないかなと思います。

原因は4,5年前のピスト乗りに関する報道です。原宿の交差点辺りや表参道がよく紹介されてましたね。

ピストとロードは違うのですが、イコールのイメージが付いてしまっていることでしょう。

そういったところに紹介されていたピスト乗りは、普段着にヘルメットなし、ひざ当てなし、マンハッタンなんちゃらってとこのメッセンジャバッグをかついで、歩道を逆走するような、己のリスク管理もできない馬鹿が勝手にこけてるだけなんですけどね。自分が勝手にこけるだけならいいんですけど、人を巻き込んじゃったり。

翻って、ロードに乗ってる方の大半はヘルメット着用、ひざ当てもちろん、ぴちぴちウェアという正装をしてらっしゃるのではないでしょうか。もちろん車道を走り、信号も車用の信号に従い走行します。

ロード乗りに対する風評被害は、今後、払拭していく必要があるのではないでしょうか。