だからどうした。

うだうだカジュアルモード。

団地に引っ越します。 ~購入vs賃貸から地域を決めるまで編

3年前(だったか?)、東京砂漠でカラカラに乾いた私は大阪に帰ってきました。

実家に身を寄せましたが、私が出てから実家が引越ししたので、私の居場所がありません。

3DKですが、一つは父の部屋、一つは母の部屋、残る一つは納戸化。

親って何であんなに物をためこむのでしょうか・・・10年前にいただいた新品の圧力鍋とか、20年間使っていないすだれとか・・・(すだれは絶対に劣化してると思う)

仕方がないので母の部屋で寝ていました。

 

ただ寝る時の習慣が私と母では少し違っていまして、母はテレビをつけていないと眠れない人、私は音があると起きてしまう人。

タイマーを付けて寝るんですが、夜中に母が起きだして無意識にテレビを付けてしまうんですよね。そのたびに目が覚めてしまう。

いかんせん場所がないので我慢していましたが、一日中眠い日が何か月も続き、限界がきたようなので、納戸で寝るようにしました。

 

ただうず高くなっている荷物の山の谷で寝ている私。

地震が起きたら死ぬかもしれん…」と思い、母に物を捨てるように頼むのですが、捨てない理由をアレコレ見つけてきます。

死んでしまってからでは遅いので、親との話し合いの末に独立することにしました。

 

というわけで、住むところの検討を始めました。

 

 

購入 vs 賃貸

自分の今の状況と今後の見通しを鑑みると賃貸が有利かなと思いました。

以前、新聞で読んだのですが、今の年齢で購入と賃貸の生涯出費額を比較した場合、損益分岐点スレスレのようです。(もちろんいくらの家を買うか/いくらの家に住むかによりますが)

築20年のマンションを2000万ぐらいで買ってもいいんですが、ローンを完済する頃には老朽化で建て直しという話が出るでしょう。その頃にはおそらく定年退職しているので、追加の費用を払うことは難しい、あるいは引き払って次の住まいとなっても、売り先が見つからない/住まいが見つからないといったリスクが考えられます。

不動産を持っているからこそのリスクです。

一戸建てでもいいのですが、たぶん維持(メンテナンス)ができないんじゃないかなと。

そもそも20年後には一部の都心を除き、今より土地の価値が下落している気もしています。

ならば同じ買うのであれば、20年後に築20年のマンションを買う方が、終の棲家として成り立つのではないか、という考えです。

 

民間 vs UR・公社

以前、民間の賃貸に入ろうとした時に親が保証人として認められなかったことがありました。年金生活者が保証人になることは不可と言われました。(大家さんによります)

兄弟はいないし、叔父・叔母に頼むのは気が引けたので、最終的に保証人会社に家賃の1か月分を支払って保証人としました。

ただそのお金はとてももったいなぁと感じましたし、そもそも保証人制度なんて死んでしまえ。

また法律があるとはいえ、民間だと大家さんの感覚によって細々としたところが違うものでもめごとの種になりがちです。

したがって線引きがしっかりされているであろう、URか公社が適切であろうという結論に達しました。

民間に比べて多少家賃は高いですが、礼金だの仲介料だの更新料だのは不要ですし、家賃が高い分、管理をしっかりしてくださるので、価値はあるのではないかと思います。

 

地域

職場もよく行くお客様先も御堂筋線沿いです。

また北摂にある実家にそこそこ近いという必須条件もあるので、北大阪急行線沿線がベスト。

いくつか見に行ったのですが、設計された都市空間であり、買い物・医療ともに充実している千里中央にしました。

 

次回に続く

何か、長くなってしまったので、次回に続きます。